2015年01月26日

2014全日本太道選手権大会 記事

11月9日(日)京都市武道センターにてオープントーナメント2014全日本太道選手権大会が開催された。男女体重別にて約100名の選手が熱戦を繰り広げた。
■主催:日本太道連盟 奥旨塾

○軽量級
決勝戦は学生選手権大会準優勝の平谷智生(京都文教大学太道部)と、注目の新人、若干19歳の宮村拓馬(奥旨塾・山科)の対戦となる。
序盤は宮村が右ロー、右フック、ひざなどのコンビネーションを使いリードする。平谷も打ち返しや左右のフック連打などで応戦する。互角の二人だが後半にさしかかり、宮村の技が平谷を捉えまじめ、平谷は防戦を余儀なくされる。判定の末、宮村が初優勝を飾った。

○中量級
決勝戦は昨年中量級優勝の渡部靖史(奥旨塾・大阪)と昨年中量級第3位の西村将哉(奥旨塾・大野)の対戦となる。まず、西村が突きで仕掛ける。渡部はそれに合わせローをヒットさせる。とまったところに渡部の左フックから右ローがヒットし崩れる西村。しかし、主審はスリップと判断。仕切り直し、西村が仕掛けるが、渡部のローがクリーンヒットし西村崩れ落ちダウン。技有となる。再開するが間もなく渡部のフックからローが再びクリーンヒットし西村2度目のダウン。
一本勝ちにて渡部が2年連続で中量級を制した。

○重量級
決勝戦は2013重量級優勝の語堂正範(奥旨塾・鳥取)と2010重量級準優勝の岩井保憲(日本拳法八志会)との対戦となる。
接近戦で勝負したい語堂に、岩井はうまく距離をとりローを当てていくという展開のまま両者有効打はなく本戦終了。引き分けで延長へ。有効打はないもののヒット数で勝る岩井優勢のまま時間を迎え判定の末、岩井が栄冠を勝ち取った。

●女子の部 
今大会より女子の部も軽量級、重量級の2階級に分けトーナメントを行った。
○軽量級
幸田玲奈(京都文教大学太道部)、大田明歩(京都文教大学太道部)が勝ち上がる。同門同士の対戦は大田明歩が優勢勝ちし嬉しい初優勝を飾った。
○重量級
藤木芹圭(奥旨塾・河原町)、工 桂(奥旨塾・広島)の対戦となった重量級は工が接戦を制し、こちらも全日本初優勝を飾った。

尚、臥龍賞(最優秀選手賞)には二年連続中量級優勝の渡部靖史(奥旨塾・大阪)が選ばれた。
2014全日本太道選手権大会 結果

【軽量級】優 勝 宮村拓馬(奥旨塾・山科)
準優勝 平谷智生(京都文教大学太道部)
第3位 水浦 亮(関西学院大学太道部)
敢闘賞 藤江尚樹(佛教大学太道部)
殊勲賞 林 兼也(奥旨塾・井口)
特別賞 大鳥井一真(奥旨塾・山科)

【中量級】優 勝 渡部靖史(奥旨塾・大阪)
準優勝 西村将哉(奥旨塾・大野)
第3位 元久健一(顕正会館)
第3位 増村和也(奥旨塾・高陽)
殊勲賞 岩本博貴(京都文教大学太道部)
特別賞 湯田直樹(奥旨塾・山科)

【重量級】優 勝 岩井保憲(日本拳法八志会)
準優勝 語堂正範(奥旨塾・鳥取)
第3位 四俵忠由起(奥旨塾・高陽)
敢闘賞 笹原一吉(奥旨塾・山科)

●女子の部
【軽量級】優 勝 大田明歩(京都文教大学太道部)
      準優勝 幸田玲奈(京都文教大学太道部)
      第3位 仲里美耶(京都文教大学太道部)
 
【重量級】優 勝 工 桂 (奥旨塾・三次)
      準優勝 藤木芹圭(奥旨塾・河原町)
      第3位 宮村ちひろ(奥旨塾・山科)

【最優秀選手賞】 渡部靖史(奥旨塾・大阪)

写真(クリックすると大きく表示されます)
1、軽量級優勝 宮村拓馬 









2、軽量級決勝 





3、中井宗帥と軽量級入賞者





4、中量級優勝 渡部靖史 









5、中量級決勝 





6、中井宗帥と中量級入賞者





7、重量級優勝 岩井保憲 









8、重量級決勝 





9、中井宗帥と重量級入賞者





10、中井宗帥と女子軽量級入賞者 





11、中井宗帥と女子重量級入賞者





12、中井宗帥と全入賞者


  

Posted by taido at 18:46最新情報